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「人を育てる」ということ

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8月に入りました。しかし今年も暑いです(*_*)

災害級の暑さ、というのがしょっちゅう聞かれ、日常化してきているようで怖いです。

 

さて以前、ある会社の「安全協議会 総会・安全大会・安全を語る会」に未来開発も参加してきましたが、そのときの講演とその会社の会長さんのご挨拶の中で印象的だった話の中から。

 

講演は『安全・安心に不可欠なコミュニケーション術~ミスを未然に防ぐ心の「笑顔」を手に入れよう~』という演題で行われました。

座学で聴いてるのみ、というものでなく体感型ワークやディスカッションが取り入れられて、視点を変えると全く別の見え方がすること、既成概念にとらわれがちということへの気付き、などを実践を通して体感できる興味深いものでした。

その講演を受けた会長さんのご挨拶に、
その会社の掲げる❝生みだすものに丹精込めて❞という言葉をあげ
「建設会社なのだから作るものに丹精込めて、というのは当たり前のように聞こえるが、実はその生み出すものとは「人」のことである。」と
まさに『人を育てること』を大切にしてらっしゃるということ。

 

そして会社におけるコミュニケーションという点では、❝見てならえ、覚えろ❞といった感覚ではなく、人は言葉があるのだから❝言葉で伝えて教えることが大切❞なのだ、と人を育てる姿勢に通じます。

こういったコミュニケーションは今頃の風潮で新しく言われ始めたというものではなく

山本五十六は

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』

という言葉を遺しているそうで、既にその時代にそういった考えで人を動かすことの重要性を説いていたようです。

これには私も非常に驚きました。

時代は変わっても、まさに「人を育てる」ということの根幹なのかなと思いました。

 

私たちは、人のつい目につく出来ないところを指摘してしまいがちですが、視点を変えて出来ているところを褒める、認める、ということが大切だということ。

見てならえ、覚えろというのではなく、言葉があるのだから言葉で伝えて教えてあげるのが大切だということ。

聞いているといずれもまさしく子育てに通じるものであり、耳が痛いです(^^;)

 

これらの気づきを仕事ではもちろん、日々の生活や子育てにおいても意識して実践できたら、と思いました。

講演 イラスト